平成17年、那波野にある歩道のアスファルトを突き破って育ち、
その「ど根性ぶり」で全国的に人気を呼んだ「ど根性大根"大ちゃん"」。
発見された道路には大根をモチーフにした大ちゃんのキャラクターが描かれ、
大ちゃん生誕の地としてひそかな人気を集める。
そこから約100m離れた西法寺(駐車場あり)には
「ど根性大根」の一部を奉納したど根性わらべ地蔵があり、
大ちゃんのど根性ご利益を授かろうと、全国から受験生が続々とお参りする。
西法寺はこの地で500年以上続く、由緒あるお寺で、
現在は17代目の岩谷教隆さんとその息子さんが住職を勤める。
「ここは西法寺ではなく、妻宝寺。妻を宝に、母ちゃんは家の宝だから大事にせにゃならん」と語る、
御歳84歳の岩谷教隆住職。
「相生は、100年経てば、日本一になる街。
なぜなら母を、子供を、そして自然を大事にする温か~い街だから」
住職の言葉が心に染みる。
毎年11月下旬に行われる「ど根性大根・大ちゃん祭」のときには、 西法寺の檀家の人たちが大ちゃんのDNAを受け継いだ大根で 名物の『大根炊き出し』を振る舞ってくれる
大ちゃんの一部をお祀りする、ど根性わらべ地蔵。 ど根性大根にちなんで子供達にど根性を持つ様に願って完成
たいちゃん
『諦めそうになったり、くじけそうになったときは、大ちゃんに勇気をもらいに、ここに足を運びます』